先日、パソコンのデータを整理していたとき、
長男が生まれた日の動画が出てきました。
実はこの動画、撮ったあと一度も見返したことがなく、
気づけば15年近くもの時間が流れていました。
「せっかくだし、みてみようかな~」
そんな軽い気持ちで再生ボタンを押すと、
今よりずっと若い私と夫の姿が映し出されました。
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初めての出産に戸惑い、立ち会いながらおろおろしている夫。
そして、生まれたばかりの長男。
小さくて、ふにゃふにゃで、今にもこわれてしまいそうなくらいの小さな命。
しばらく観ていると、さまざまな感情が一気によみがえってきました。
初めて立った日、ニコニコで歩いた日、
おゆうぎ会で「ママ~」と手を振ってくれたこと……。
気づいたときには、涙が止まらなくなっていました。
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目の前にいる長男は、今では私より背が高くなりました。
もちろん思春期で反抗することもあります。
そんな長男が、動画を見終わったあと、ぽつりとこんなことを言ったのです。
「最近、学校で嫌なことがあったけど、
この動画見たらそんな悩みなんて小さく思えてきた。」
その言葉を聞いて、また胸がいっぱいになりました。
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以前、こんな話を聞いたことがあります。
自分が生まれたときの記録を見ることが、自己肯定感につながることがある、と。
「こんなふうに大切に迎えられたんだ。生まれてきてよかったんだ。」
そんな感覚が、心の奥に残るのかもしれません。
思春期は、心も体も大きく揺れ動く時期。
友達関係、学校のこと、これからの進路。
大人が思っている以上に、子どもたちはたくさんのことを悩み、
ひとりで抱えながら日々を過ごしているはずです。
だからこそ、ふとしたときに立ち返れる”原点”があることは、
心の支えになっていくんだと思います。
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今回たまたま見つけた、14年前の動画。
私にとっては子育てを静かに振り返る時間になり、
長男にとっては自分の存在をそっと見つめ直す時間になりました。
これから大人へと成長していく中で、
この日のことが少しでも心の土台になってくれたら、と感じています。
もし、昔の写真や動画がどこかに眠っているなら、
お子さんと一緒に見返してみるのもいいかもしれません。
思っている以上に、あたたかく、心が潤う時間になると思います。
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